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編集長のメッセージ 2008年05月号 - yomiっこ
yomiっこ 2008年05月号

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平城遷都1300年に先駆けて、東京国立博物館で国宝薬師寺展が行われている。評判のお姿を見たくて、早速行ってみた。
なるほど。ホームぺージの「空前絶後」は誇張ではなかった。展示の仕方がかなり凝っているし、奈良でも拝見できない寺宝約50点は、かなり見ごたえがある。
評判のお姿とは聖観音菩薩立像と、日光・月光菩薩立像。なんと上から横から、いつもは光背があって拝見できない後ろ姿まで、360度どこからでも自由自在に間近で拝見できる。これは東京国立博物館ならではで、他では狭すぎてこの展示は出来ないようだ。いわば今回を逃すと後ろ姿が拝見できるチャンスはしばらくないだろう。二人揃ってのお出ましは初めてという日光・月光菩薩立像の真ん中に立ってみる。まさに両菩薩を脇侍に置く薬師如来の気持ち。横から拝見すると、日光菩薩様がちょっとおなかも出て指もふくよか、月光菩薩様の方がスリムのようだ。腰をひねった姿はとてもセクシーで、背中は広くてとても美しい。背中からもオーラを発しておられ、うっとり見とれてしまった。
でも、仏様は背後からも、じろじろ見られていることをどう思っておられるのだろう。それに対し、おもしろい答えを僧侶の方からいただいた。「私も最初はどうかと思ったけれど、すんなり話がまとまったということは、それは仏様が最終的に自分で行くとお決めになったんでしょう」と。「仏様が自分をさらけ出すことで、関心を持っていただいたり癒しを与えたり出来たなら、それでいいのではないでしょうか」。なるほど、仏様の気持ちになってみたらそうかもしれない。そういう見方をさせていただくと、とても大らかな気持ちになれた。
奈良の薬師寺でありながら、東京で見る「薬師寺」は、とても新鮮で刺激的だった。五反田駅すぐの、薬師寺東京別院でも『もうひとつの薬師寺展』を同時開催中だ。こちらも悲劇の大津皇子像などの秘仏を特別公開中。どちらも6月8日まで。
 
 
makican
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