元気になる情報誌 yomiっこ
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編集長のメッセージ 2008年10月号 - yomiっこ
yomiっこ 2008年10月号

奈良ミュージアムガイド
秋の味覚狩りspot2008
『yomiっこ』エコ特集 リサイクルしよう
秋を愉しむ男の隠れ家
第60回 正倉院展
大好きなオリンピックが終わった。今回もたくさんのドラマに一喜一憂し、感動の涙を流した。その中で特に印象に残ったのが、水泳の北島康介選手だった。
何がというと、モチベーションの維持という点だ。北島選手は前回のアテネで100平泳ぎ、200平泳ぎの2冠に輝き、その後、目標を失ってしまった。そして、体の故障、大会の敗北。目標を失うということは、こんなに人間を変えてしまうものなのか、精神の打撃がストレートに体に影響するんだ…。
そして自分のモチベーションが上がる目標を立てることがいかに難しいかということを感じた。簡単に、次も金メダルという目標を立てられないのが人間なのだ。
ゾウとアリ以上の差があるが、私自身、自分としては大きなことを成し遂げた後、目標を見失い続けたことがある。夢のようなことはたくさんあるが、そこに自分のモチベーションが持てなくて悩んだことがある。北島選手の何百分の一かの気持ちが理解できた。
北島選手は決して投げ出さず、平井コーチとともにそこから這い上がって、ハンセンという新たな目標を見つけ、誰よりも練習して鍛え、本番に臨んだ。そして見事に北京で2大会連続金メダル2冠を達成。彼がマイクを向けられ言葉がなかったこと、これがすべてだと感じた。
目標を見つけられないことの苦しさ、持てたことの喜び、それに向け死に物狂いで頑張ってきた日々。すべてを言い表した沈黙の金だった。目標が見えないとき、目の前にあることを必死でやっていればいつか目標は現れる。そう確信した。
最後に、無責任に引退を促すかのような一部の報道には屈せず、堂々と自分の道を歩んでほしい。ここでやめたらかっこいいとかそうでないとか、そういう判断をしない、自分の納得のいく北島康介であってほしい。がんばれ! 北島!
 
 
makican
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