元気になる情報誌 yomiっこ
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編集長のメッセージ 2009年03月号 - yomiっこ
yomiっこ 2009年03月号

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椿めぐり2009
以前yomiっこで盲目のテノール歌手、茶木敏行さんを紹介した。そのときの茶木さんの夢「健常者と障害者が共に第九を歌う場作り」が、いよいよ実現に向かって動き出した。本年11月15日、なら100年会館大ホールでのコンサートが決定したのだ。
茶木さんは幼少の頃より視覚障害があり盲学校へ。そこから難関を乗り越え、大阪芸術大学に視覚障害者第一号として合格。大学院を経てドイツに7年も留学し、帰国後声楽レッスン教室「CAコンセルヴァトワール」を開設。今は10代から80代まで100人の生徒を指導する。
茶木さんの思いに賛同したピアニストの綿貫洋子さんやNPO法人地域創造政策研究センターのメンバーが、「NSK混声合唱団(綿貫洋子団長)」を設立。歌の練習だけでなく、障害者をどのようにサポートすればよいかも学んでいる。ならばうちの主催事業にと、なら100年会館が申し出てコンサートが決定した。
茶木さんは言う。「ベートーベンは死ぬ前に第九を書いています。彼は、権力者や貴族にこびたり屈することなく生きてきて、庶民に受け入れられた作曲家です。その人が最後に書いたこの曲、メロディーが単純であることから、ウイーン市民に歌ってほしいと思った悟りの曲のように思うのです。だから誰が歌ってもいい、少々音がはずれていてもいい、みんなで歌うことに感動がある、それがベートーベンの目指す第九ではないでしょうか」。
テノール、バリトン、ソプラノ、アルトだけでなく、障害者の方のためにやさしい第五のパートも用意したり、点字の楽譜を用意したりと準備を進めつつ、参加者を募集している。
「全員がゼロから何かをやる醍醐味」を茶木さんとともに経験しませんか。練習日、参加費などは問い合わせを。事務局TEL・FAX/0774-73-8077。
 
 
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