元気になる情報誌 yomiっこ
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編集長のメッセージ 2009年04月号 - yomiっこ
yomiっこ 2009年04月号

大和の伝統野菜
不況なんか吹っ飛ばせ! リサイクルで未来クル
桜だより2009
薬師寺の東塔と西塔、バックに若草山という絶好のカメラスポットである、奈良市六条町の大池。この大池を観光スポットに出来ないものか。そのための水質浄化にヤクルトの容器の底を切って沈めてはどうか。そんなユニークな提案が出されたのは、奈良県立西の京高校「地域創生コース」2年生による「地域フォーラム」の一場面だ。
同コースは、平成15年に教育特区の認定を受けて誕生、毎年約40人の生徒たちが入ってくる。私も地域づくりの講演をしに、何度か行かせていただいたことがあるが、将来は地域に関わる仕事や地域づくりをしたいと中学生の時点で考えてこのコースを選んだ生徒たちはすごいなあといつも感心している。そしてこのフォーラムは、2年生が一年かけて地域の課題研究をし、提言を発表するものだ。
フォーラムには、生徒の父兄や地域住民まで聴講に来る。今年の2年生は7グループに分かれ、先ほどの大池の活用や、高校がある奈良市六条地区の子どもの安全を考えた取り組み、地震による二次災害の防災、伝統工芸である赤膚焼をどう守り続ければいいかといった発表がなされた。
また、現状を把握するため、住民にアンケートや聞き取り調査を実施しているが、これで生徒や住民が顔見知りになり、そこから地域のコミュニケーションが生まれていくのだろう。
そして、発表内容と等しく感動したのが、生徒のおもてなしだった。フォーラムはすべて生徒によって運営される。会う生徒皆が「こんにちは」と笑顔で元気に挨拶してくれ、練習したらしいお茶を丁寧に出してくれた。
地域のことを学ぶだけでなく、きちんと挨拶し、スリッパを出しての出迎え、おいしいお茶を入れる…。そんな最も大切なおもてなしの基本が根本にあれば、将来の地域づくりは「任せて安心」。がんばれ!
 
 
makican
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