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編集長のメッセージ 2010年03月号 - yomiっこ
yomiっこ 2010年03月号

大和ブランド肉
同年齢に差をつけるキレイ学
椿めぐり2010
以前、家で死ねない社会になったという話をここで書いた。死に場所はほとんど病院、家で家族や親族が見送ることはまれになったという内容だったが、それよりもっと悲しい、衝撃的な事実を先日、NHKの番組で思い知らされた。
病院で医師や看護師にみとられるならまだいいかもしれない。誰にも知られずに死に、引き取り手のない「無縁死」が全国で3万2千人もいるという。番組の後、年齢に関わらず若い人も含めて、他人事とは思えないとショックを受けた人たちのコメントが殺到したらしい。
20年間無遅刻無欠勤で働き続け、定年退職した後、社会との縁がなくなり家で孤独死し、身元不明で処理された人。死を連絡したら家族から引き取りを拒否され、無縁仏になって自治体に処理された人。大手銀行に勤めるエリートだったのに体を壊し、熟年離婚のうえ無縁死を恐れて老人ホームに入った人…。こうした人たちの死後の身辺整理や埋葬などを請け負う特殊清掃業やNPO法人も増えているようだ。
精一杯仕事をし、一生懸命生きてきて、どうしてこんな最期を送ることになってしまうのだろう。社会だけでなく、家族とまで縁が切れてしまうなんてあまりに寂しすぎる。人生の最期をいかに迎えるかで、人は幸福だったか不幸だったかを感じるのではないか。
我々は決して一人で生きていてはいけないんだと実感する。自分がそうあってほしいように、人に関わってもらうためにまず自分が関わっていくことがやはり大切なのではないか。
簡単にこうすればなんて言えないことだが、人とつながる努力は絶対必要だと思う。自分が誰かにしてあげられることを見つけてみよう。
 
 
makican
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