元気になる情報誌 yomiっこ
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編集長のメッセージ 2010年10月号 - yomiっこ
yomiっこ 2010年10月号

住まい特集 裸足が楽しい家
グルメ特集 今月はサクサクタルト!
第62回 正倉院展
奇跡的に世界初のミッションを果たし、劇的な最期を遂げた小惑星探査機「はやぶさ」のことは記憶に新しい。この夏、各地のプラネタリウム館で、はやぶさを題材にした映画が上映されており、今も続いているようだが、残念ながら見る機会がなかった。そんな私に新たな感動を呼び起こしてくれたのが、NHKの番組「追跡!AtoZ」だった。
イトカワへの着陸失敗、エンジントラブル、燃料漏れ、通信途絶…。満身創痍のはやぶさが、大気圏に突入し、3000度で燃え尽きて流れ星のようにきらきら光って散る様は、もはや機械ではなく、大きな任務を果たした生命体であり、私たちの永遠の希望の星になった。
番組の中で、特に印象的だったのが、行方不明になったはやぶさからかすかな電波を受信し、そこからはやぶさを地球に還すまでのチームの挑戦と苦悩。その中でのキーワードが二つ。一つは「思い込みにとらわれない」ということ。太陽からの圧力(光に圧力があるらしい)は本来バランスを崩すやっかいなものだが、それを逆手に取って姿勢を制御したことなど。
また二つめは「決してあきらめない」ということ。
4つのエンジンが6年も停止。でもチームの誰もが最後まで可能性を追求しようと、毎日毎日各自が案を絞り出した。見えない先を信じて努力し続けた結果、奇跡が起きたのだ。
番組の中で発信された、「どんなことがあってもあきらめないで結果を出すことの難しさと尊さ」という言葉の重さに心を打たれた。はやぶさが大気圏突入直前に最期の力を振り絞って撮った地球の写真。何としても守らなければならない使命をはやぶさに教えてもらったような気がする。
 
 
makican
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