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編集長のメッセージ 2011年08月号 - yomiっこ
yomiっこ 2011年08月号

古都奈良のあかり
夏ごはん
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以前紹介した、奈良初のプロサイクリングチーム、「CIERVO奈良」に続き、奈良にプロバスケのチームを作るために奔走する人を紹介したい。
加藤真治さん(39)。「奈良にプロバスケットボールチームをつくる会」の代表を務める。大和郡山市出身で現在仙台に在住している。
バスケットボールは実業団リーグしかなかったが、6年前に初のプロリーグ「bjリーグ」が始まり、今全国16チームが熱い戦いを繰り広げている。
加藤さんはそのbjリーグに参戦する仙台のチーム「仙台89ERS」を立ち上げた一人で、現在取締役だ。それも大学卒業後、東京の大手銀行勤務生活を捨ててチーム作りに奔走した、勇気と行動力ある人物だ。
選手から資金集め、地元との調整までゼロからのスタートで苦労は多かったと振り返るが、今はすっかり人気チーム。プロ野球の楽天、プロサッカーのベガルタ仙台とともに、3つめのプロチームとして仙台っこが自慢する存在だ。
「こんなチームをぜひ故郷の奈良で作りたい」と、仙台のチーム経営が黒字に転換したのを機に、仲間らと奈良でプロチームを作ることを決意した。
そんな矢先の東日本大震災。バスケどころじゃないと仙台チームの活動を休止にし、チケットの払い戻し作業に入った。ところが大半の人が払い戻しを受け取らず「チームが復興するまで待っている。それを使って」と温かい言葉が返ってきたという。活動休止に際しても「休止なんかせずこんな時こそ活躍して市民を勇気づけて」と叱咤された。
震災はつらいが、それ以上に、市民がどれほどチームを愛してくれているか、地域が必要としてくれている存在になっているということに改めて気付かされ、胸がいっぱいになったと、加藤さんは語る。

お陰で仙台では活動再開のメドがつき、仙台のように愛されるチームを目指し、再び奈良での準備活動を再開した。現在企業を一軒ずつ訪問、支援をお願いして回っている。奈良に誇るべき2つめのプロチームができる日も遠くなさそうだ。
http://www.narapro.net
 
 
makican
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