元気になる情報誌 yomiっこ
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編集長のメッセージ 2013年03月号 - yomiっこ
yomiっこ 2013年03月号

終活シリーズ お墓・仏壇考
お寿司屋さん
楽々♪呼吸法ダイエットでやせ体質を手に入れよう
椿めぐり2013
近鉄奈良駅前の奈良ビブレが閉館した。知人は地下1階のコナミスポーツに20年近く通い続けたので、かなりショックを受け、閉館前には立て続けに通って郷愁にひたっていた。同じ思いの常連さんたちでスタジオもプールもあふれかえっていたようだ。
私は地下の啓林堂書店と4階のビレッジヴァンガードが好きだった。啓林堂書店は大型書店で本の種類、特に奈良の本が充実しているのがありがたかったし、図書館のような造りで妙に落ち着く店だった。ビレッジヴァンガードはユニークな雑貨屋さん。雑貨が店の外にまであふれ、それぞれの商品につけられた独特の”ポップ“を見るのが好きだった。落ち込んだ時に行ってポップを読むと、くすりと笑えて本当に癒やされたものだ。
ビブレがなくなった寂しさも束の間、東向商店街の無印良品も閉店。昨年末には猿沢池の魚佐旅館が閉館となった。歴史ある旅館が閉館され、後どのようになるのか気がかりである。すでに取り壊されたシネマデプト友楽ビルの後は、マンションが建とうとしている。
一方で、郊外には大手スーパーや量販店が益々増えて、安くて品ぞろえのいいメガマートに皆がこぞって車の列をなして出かける。
観光地であっても観光客向けの店がいいとは限らない。地元の人に愛され、評判になっている店こそ観光客にも注目される。いわば個性だと思う。商品だけでなく、お店の人に味があり、そこに訪れるお客さんの雰囲気が加わって、その店の個性を作る。そんな店が地域の顔を作り、生活を豊かにしてくれる。それが奈良らしさになっていく。
インターネット通販がいくら増えても、やはり商店は町のコミュニティとして必要だと思う。それを商店にゆだねるのではなく、我々も自分のこととして地域のお店を愛し、積極的に利用していきたいものだ。こんなことを言うのは浪花節世代なのかな。
 
 
makican
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