元気になる情報誌 yomiっこ
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編集長のメッセージ 2013年11月号 - yomiっこ
yomiっこ 2013年11月号

第65回 正倉院展
終活シリーズ 第5弾 お葬式の事前相談
リサイクル特集 HAPPY 断売離
 10月5・6日、奈良公園春日野園地で全国から「地域のたから」が集まった、「地域活性たからいち」が開催された。日本青年会議所の全国大会の記念事業の一つで、主催した青年会議所のメンバーが自分たちの足で全国を回り、交渉して集めてきたものだ。
 ユニークなのは、有識者と一般来場者が審査して、地域のたからを生かし成長させているかを採点しグランプリを決めるということ。ポンジュースなどなじみのものから、サトイモを使った北上コロッケ、ルーツを調査して作り上げた伏見のかす粕汁など新たに商品開発されたものまで、地域にこだわった数十店が競い合った。
 見事グランプリに輝いたのが、高知県南国市の「ごめんシャモ研究会」だ。何か地域のたからを作りたいと考えた10人が、5年前、農家に協力を仰ぎ、シャモを飼うところからスタート。自ら毎朝5時にエサやりに行きシャモを育てる一方、地元の野菜を使ったシャモ鍋のレシピを考え、メニューとして扱ってもらえるよう店舗に交渉。今では南国市で15店、高知県内では40店が提供するまでになった。
 驚くのは研究会のメンバーは印刷業、クリーニング業、ガソリンスタンドなど食に関係ない異業種の集まり。皆地域を何とかしたいという熱い思いにあふれ、ボランティアをいとわず頑張ってきたという。今では学校給食にも使われ、出前授業で食育にも一役買っているとか。味は審査員皆が太鼓判を押すほど。審査員の一人、元伊勢丹カリスマバイヤーの藤巻幸夫さんが「おいしいだけでは売れない、ストーリーがないと」と話していたが、まさに10人の闘士の物語だ。
 他、ショウガの産地である和歌山の「梅ジンジャーエール」、福岡県21の青年会議所の特産による21種類のジェラート、奈良の「梅の宿」のリキュールも入賞した。
 何もないという前に、今あるものを違う視点から眺める、常に新しい発想を持ってチャレンジすることが大事であるように思う。全国からすばらしい出店をありがとう。
 
 
makican
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