元気になる情報誌 yomiっこ
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編集長のメッセージ 2014年3月号 - yomiっこ
yomiっこ 2014年3月号

スカルプ女子急増中!若さと美髪 秘訣は頭皮にあり
しあわせ、包みました♪もちふわ 大福ケーキ
終活シリーズ 第6弾|どこまで知っている? 家族葬/他
 今年も東大寺二月堂・修二会(お水取り)の時期がやってきた。なんと1263回目。先だって練行衆の一人であるM師から面白い話を伺った。
 修二会は、11人の練行衆が3月1日から14日まで、すべての人のけ か悔過(さんげ懺悔)と国家安寧を願い厳しい行をする。皆それぞれ役職が違い、座る位置も所作も違うのだが、役職順に並んで座るのではなく不規則だという。「どうしてかなと思っていて、ある時、見事に自分の次の役職の動きが見える位置にポジショニングされていることに気づいた」と。つまり翌年役職が上がってその所作をするときのためにちゃんと見ておくことができるようだ。
「本当にそういう理由かどうかはわからないけれども、行を引き継いでいく先人の知恵ではないかと思って」と話してくれた。
 また、練行衆が着る着物「かみこ紙衣」は、ころべっか試別火の時に自分たちで作るのだが、その折、来年使う帯「後年帯」も作るという。「なぜ来年の帯を作るのかと思ったが、作ってみると『来年も頑張ろう』と思う。その気持ちを持たせることが、これも行事を続ける秘訣ではないか」と話しておられた。
 伝統を後に引き継いでいくために、こうした様々な工夫がされていて、先人の知恵に感心するばかりだ。
 引き継ぐと言えば、建設会社の知人が、ここ10数年の建設関係の冷え込みで、3Kと言われた業種に若者が寄りつかず、職人の後継者が育っていないのだと嘆いていた。故に仕事はあるのに入札すらできない会社が多いのだとか。定年退職した人を呼び戻したり、80歳を過ぎた左官の親方に現場復帰してもらうなど大変苦労している。
 もちろん宗教行事と一緒に考えられることではないが、待遇面だけで推し量る人ばかりではないはずだ。奈良県南部には職人を目指す若者の定住者も出てきた。彼らが自らの仕事を誇りに思えるように、周りも育てようという気持ちで、少しずつバックアップできたらいいのではないか。yomiっこも応援します!
 
 
makican
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