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編集長のメッセージ 2015年10月号 - yomiっこ
yomiっこ 2015年10月号

すする秋、到来! 蕎麦
足のトラブル解消!
足裏アーチ
先日テレビ番組で、元力士の舞の海さんと元巨人軍の宮本投手が、最近の子どもたちは本当に体力がないという話をしていた。特に股関節が皆硬いので、腰が上がるし、ケガをしやすくなるとも。
トイレが和式から洋式に変わったことや、畳の生活からイスに変わったなどの生活スタイルの変化が関係しているのではとコメントしていた。なるほど、和式トイレが我々日本人の股関節を強くするトレーニングになっていたわけだ。
便利と体力は確かに反比例する。移動はほとんど車で歩行距離は短縮、掃除機は軽量に、洗濯機も全自動。雑巾がけもモップ、昔のような体力は必要ない。
また、山や川どころか、家の外の道端ですら遊べなくなっていて、遊びの中で成長するはずの体作りが行われていないと言えるだろう。
奈良市の子どもの発達障害に関わっておられる先生から、深刻な話を聞いた。発達障害とは生まれつきの障害と言われる。だが生まれつきではなく、生活環境などによってそれに似たような症状を持つ子がとても増えているという。
3歳を過ぎても言葉での説明が理解できない、おむつが取れない、先生の話を聞くのが苦手など、集団行動ができない子が多くて幼稚園の先生が四苦八苦している。原因ははっきりしていないが、考えられるものの中には、便利な時代ゆえの子どもの成長の遅れもあるようだ。また、幼児期は生涯にわたる人間形成の基礎が培われる極めて重要な時期なのだが、対人とのコミュニケーション不足も懸念されていた。
懐古しても仕方がない。現状の生きにくい社会の中で、子どもたちがいかにしっかり体力をつけ、豊かな心を育んでいくかは、我々大人の責任である。場がなければ代わるものを考え、手本を見せ、導いてやらなければならない。
振り返れば、昔は何とはなしに地域の人たちが見守ってくれていた。社会環境は変わってもそのご恩返しを、今度は我々が子どもたちにしなければならない。
 
 
makican
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