元気になる情報誌 yomiっこ
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編集長のメッセージ 2016年4月号 - yomiっこ
yomiっこ 2016年4月号

食事会・同窓会にぴったり
春グルメ 2016 おいしい22店
2016年桜だより×ドライブ
お花見ドライブで小旅行
 ひょんなことからバリアフリー観光についてお手伝いする機会をいただいた。バリアフリー観光とは何か。観光地をバリアフリーにすること? バリアフリーな場所を探し巡るもの? いや、行きたいところを優先し、障がい者の方に合わせたバリアを個々に考え旅を提案するというものだ。その手引きをしてくれるのが、バリアフリーツアーセンターと呼ばれるところで、今や全国に20か所できている。
 先駆者が伊勢志摩バリアフリーツアーセンターで、開所して10年、観光客も徐々に増え、廃業寸前の旅館がバリアフリー対応で今や連日満室の人気ぶりだとか。個人によってバリアが違うとはどういうことか。たとえば5cmの段差、Aさんは無理でもBさんはいけるなら、Bさんにはバリアではない。数段の階段もCさんは屈強な孫が一緒にいるから階段を上れるとすると、Cさんはそこに行けるというふうに、個人個人によってバリアをみていくということなのだ。
 ツアーセンターの観光や宿泊施設の詳細な情報提供とアドバイスのお陰で、あきらめていた旅に出かけられた、入れないと思っていた温泉に入れたなど、障がい者や高齢者がどんどん観光に出られるようになった。先の廃業寸前の伊勢の旅館では2室だけバリアフリーにした。設計には障がい者の方も意見を出し、いかに快適に過ごせる部屋作りができるかを模索、畳でごろごろしたいという要望から車椅子と同じ高さに畳の小上がりを作った。車椅子からそのまま移動でき、夜は布団を敷いて寝る。そうしたところ、障がい者でなくても希望が増えて今や集客が10倍になったとか。
「障がい者である前に観光客なんです」と理事長の中村元さん。手すりだらけの部屋は嫌だし、機械的にバリアフリーになっているところは温かみがない。そこに気づき再生したことが大きな要因だろう。私もまだ勉強し始めたところ。奈良にもぜひセンターが誕生するよう、微力ながら力を出したいと思う。
 今月号からyomiっこの中にも少しずつバリアフリー情報を入れ始めている。ぜひご活用を!
 
 
makican
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