元気になる情報誌 yomiっこ
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編集長のメッセージ 2016年6月号 - yomiっこ
yomiっこ 2016年6月号

辛い! 旨い!
カレーが食べたい!
もしかして、臭う?
気になる口のニオイ
―歯と臭いの関係―

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たるみ解消!
目指そう、半袖へっちゃらボディー
 日本遺産認定が始まったのをご存じだろうか。これが少々難しい。歴史や文化のストーリー性を持ったものということで、文化庁が全国から18件を選んだ。そのタイトルがおもしろい。「かかあ天下―ぐんまの絹物語」とか、鳥取の「六根清浄、六感治癒の地―日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉」。日本一危ない国宝鑑賞ってどこでどんなところなんだろうと、興味津々だ。奈良も入っている。「日本国創世のとき―飛鳥を駆けた女性たち」として、明日香村、橿原市、高取町の連携である。文化庁は、東京オリンピックが開かれる2020年までに百件程度に増やす予定だという。
 遺産といえば、世界文化遺産、世界自然遺産ほか、日本夜景遺産、風景遺産などいろいろあるが、この日本遺産は、あくまで魅力あるストーリーが大事であり、今後の取り組みに期待を寄せられるもののようだ。
「遺産」は先人たちが遺した有形、無形のものをいうようだが、過ぎ去ったものではなく、それを守り伝えなければ遺産の価値はない。それは今に生きる人々でありそこに暮らす人々である。
 先日、香美町のただ一つの遊覧船「かすみ丸」が、67年の幕を閉じて廃業するというニュースをテレビで見た。香美町の香住海岸は世界ジオパークに認定された山陰海岸国立公園の中心地にあり、約3百万〜2千5百万年前の様々な年代の地質・地層が露出している天然地質博物館ともいわれるのだとか。その入り組んだ奇岩の間を熟練の技ですり抜けるのが、2世代三姉妹の女性船長たち。だが乗船客が激減し、ついに11月末で会社を閉じることになった。
 彼女たちが観光客に香住海岸のすばらしさを伝え、ジオパーク認定にも当然一役買ってきたはずだ。なんとか続けられる手立てはないものだろうか。何かしなくちゃと、香美町のふるさと納税を申し込んだ。それだけで何も変わるわけではないが、何もしないよりはいいのでは。
 ただ遺されているだけでは遺産は今に生かされない。生かす人を支えるのも遺産を守る支援だと思う。
 
 
makican
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