元気になる情報誌 yomiっこ
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編集長のメッセージ 2016年8月号 - yomiっこ
yomiっこ 2016年8月号

夏の夜を彩る無数のゆらめき
奈良の灯り
暑気払いにはやっぱり食!
夏のグルメ特集 28店
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 先日、東京の地下鉄で、中国人の旅行者らしき若者が、乗ってきた日本人の男性高齢者にすぐさま席を譲った。男性高齢者は驚き恐縮しながら座った。そういえば、中国の人は高齢者をとても敬い大事にすると聞いたことがある。
 ちょうどその前日に、薬師寺や唐招提寺で、中国の人たちが礼儀正しく静かに仏様を拝んでいる光景に出会ったばかりだった。
 先月は夫の仕事の関係で、中国人の2組のご夫婦を奈良でもてなした。彼らの日本人や日本の歴史を敬う姿勢にちょっと驚いたことにこれらが重なり、国家は別として、何だか中国の人たちに親近感が湧いている。
 今や世界中で中国人はマナーが悪い、爆買いに余念がないなど、悪いことばかりが耳に入るが、今回のような人たちに出会い、一概には言えないなと感じる。
 中国で長く仕事をしている日本人の知人いわく、「中国は14億近い人口で、地域地域がそれぞれ一つの国のようなもの、地域が変われば国民性が変わるほどの違いがあるよ。皆が皆、日本人が批判しているような人ではない」と。
 マナーについても、一つはマナー自体を知らない人が多く彼らに悪気がないこと、もう一つは国民性として、注意されなければよしとするところがあると。指摘したり教えたりすれば従う人が大半とのことで、こんな国民性を知って、対処を考える必要があるのでは。 最近、熊本地震をリポートした日本在住の中国人ジャーナリストのコラムを読んだが、多くの中国人が日本のために何かしたいと、義援金を送ってきている。
 彼いわく、中国人の日本人に対する考え方が変わりつつあるという。それは、爆買いで日本に行く人が増え、初めて日本という国を見て、日本人の規律正しさや勤勉性、思いやりある態度などに触れ、日本人を好ましく思う人が増えていった結果だろうと書いていた。
 やはり人は皆同じなのだ。直接相手に接して初めて相手を理解できる。マナーを知らない中国人が、日本に来て日本人を真似て礼儀正しくなったら、何と誇らしいことだろう。世界に認められる日本人の生き様。襟を正してきちんと暮らそう。
 
 
makican
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