元気になる情報誌 yomiっこ
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編集長のメッセージ 2016年10月号 - yomiっこ
yomiっこ 2016年10月号

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オリンピックが終わった。今年のオリンピックは本当に見応えがあった。特に目立ったのは10代の選手がめきめきと頭角を現していること。将来が楽しみだなあと思っていた矢先、ある中学校の先生から「最近の子は本当に体力が落ちています。今日なんか反復横飛びをしたら、足がもつれて転倒する子が続出。グラウンド1周しただけで、息切れしています」と。クラブ活動も子どもの数が減っているので、種目数自体が少ない。その学校は陸上部も水泳部もなかった。足の速い子がその芽を学校では伸ばせないということか。
体力というのは急に付くものではない。小さい頃からの積み重ねだ。驚いたのは、別の小学校では、夏は熱中症が怖いから、児童は外出禁止になっているとか。確かにくらくらするほど暑いのだが、クーラーの効いた部屋に子どもの頃から居っぱなしだと、これも体力は弱っていくだろう。
もっと気になる話。この頃は、宿題代行業が流行っているという。夏休みの自由研究や読書感想文、絵、ドリル、木工、果ては朝顔の観察まで、受験に関係ないものは子どもに代わって代行がやってくれる。その子どもに筆跡を見事に似せて書く、絵もその子の特徴をつかんで描くというから驚きだ。宿題は代行に任せて子どもは塾の勉強に集中させるのだそうだ。
偏差値に関わる勉強以外は無駄だという考え方がとても怖い。それをうまく職業にする人がいるのも驚きだ。子どもの頃はとにかくいろんなことを体験して、自分の得意なものに気付くこともあるだろうし、やりたくないことにも挑戦してやり遂げることで、勇気や自信を身につけ、人間として成長するのではないか。そうした思い出を作っていくことも人間形成において大事な部分だと思う。何よりごまかす行為を大人が正当化していいのか。
別に私が偉そうに評論するつもりはないが、これは由々しき問題だと思う。大人がどんな道を用意するかで、子どもたちの未来の可能性は広がりもすれば、奪ってしまうことにもなる。私たち大人に責任がある。声を大にして言いたい。
 
 
makican
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