元気になる情報誌 yomiっこ
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編集長のメッセージ 2016年12月号 - yomiっこ
yomiっこ 2016年12月号

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 皆さんは俳句や川柳を作ったことがおありだろうか。学校で習いはしたが、私は真剣に作ったことは一度もなかった。
 17文字に物語を読み込むというのは高等テクニックだ。だから、yomiっこに掲載のユーモア川柳は、半ば尊敬の眼差しでいつも拝見していた私だが、ついに、yomiっこで「商店街で五・七・GOー」教室をすることになってしまった。
 講師はyomiっこユーモア川柳の選者である、倉橋みどりさん。倉橋さんは俳人として講師を務める傍ら、ライターでもある。
 読者の参加は10人。倉橋さんのレクチャーによると「たとえば東大寺で読むとき、東大寺“を”読んではいけません、東大寺“で”読むんです」。なるほど、つい説明文を書きそうになるのを気をつけなければ。
 ちなみに、俳句と川柳の違いは、俳句は季語が必要だが川柳は不要、俳句は切れ字が必要だが川柳は不要、俳句は文語だが川柳は口語でいいということだ。
 今回は、東向北商店街さんにご協力をいただき、集会所で行ったので、皆で商店街に繰り出し、川柳制作のためのネタを探す。「俳句や川柳の集団は怪しげなんです。立ち止まってじっと見たりするので」との倉橋さんの言葉通り、何か心にびびっと来るもの、面白いネタを探して、あちこちをじっと眺めて歩く。すると、今まで何度も通っている商店街に、新しい発見がたくさんある。お店が変わっていたり、看板が新しくなっていたり、壁にのめり込んだ小さな祠に気づいたり。こんなにゆっくり商店街の隅々まで見たことはないので、とても新鮮で面白かった。
 さらに、町の音、匂い、色、木々の様子まで様々なものに目をやると、それだけで本当に心が豊かになる。
 そこから17文字の物語を作るのは、やはり生みの苦しみがあるのだが、とことん日本語と向き合うと、日本語の美しさや奥深さを実感する。俳句や川柳は日本独特の文化であり、のめりこむ外国人も多いと聞く。
 川柳に挑戦して、少しその楽しさがわかった気がする。皆さんも、町に出て季節を感じ、物語を句にしてみませんか。
 
 
makican
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